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スバルとベルが共同開発したヘリコプターが警察庁から世界初受注を獲得

Motor Magazine のロゴ Motor Magazine 2019/06/19 19:30 Webモーターマガジン編集部
© Motor Magazine LTD 提供

2019年6月18日、スバルと米国のベル・ヘリコプター・テキストロン社(以下ベル社)は、フランスのル・ブルジェ空港にて開催中のパリ国際航空ショーにおいて、日本の警察庁からヘリコプターの「スバル ベル 412EPX」を1機受注したことを発表した。

2021年の春には岩手県警に配備される予定

この受注は、2019年3月にスバルが落札したもので、スバル ベル 412EPX として世界初受注となる。2021年3月に警察庁への納入後、岩手県警察に配備される予定だ。スバルとベル社は今後も協力してスバル ベル 412EPXの販売に取り組んでいく。

警察庁仕様のスバル ベル 412EPX(イメージ写真) © Motor Magazine LTD 提供 警察庁仕様のスバル ベル 412EPX(イメージ写真)

スバル ベル 412EPXは、ベル社の412EPIをベースにスバルと共同開発したヘリコプターだ。全長17.1m(胴体長13.1m)、全高4.6m、ローター直径14m。乗員は1-2名で、13名の乗客もしくは約5500kgの積載が可能だ。

ベル 412は、過酷な運航条件の下でも、高い信頼性を誇る中型双発ヘリコプターで、その使い勝手に優れたキャビンは、あらゆる任務要求を満たすためのアレンジが可能だ。日本を始めとしてオーストラリア、カナダ、インドネシア、米国、タイにて主に政府・公共用途として活躍している。

全長17.1m(胴体長13.1m)、全高4.6m、ローター直径14m。 © Motor Magazine LTD 提供 全長17.1m(胴体長13.1m)、全高4.6m、ローター直径14m。

スバル ベル 412EPX は、スバルが独自開発したレーザーピーニング技術によるメインローターギアボックスの強化をはじめ、トランスミッションの出力向上、ドライラン能力(メイントランスミッション内の潤滑油が抜けた状態でも飛行可能な能力)の向上、最大全備重量を約5500kgまで増加、マストトルク出力向上11%(飛行速度約111km/h以下)、機体の耐久性の改善などの性能改良によって、運航するユーザーにさらなる輸送能力と運航効率の向上を提供する。製造を日本のスバルに集約することで、コストの低減も図っている。

なお、スバル ベル 412EPXは陸上自衛隊の新多用途ヘリコプター(UH-X)の開発プラットフォームでもあり、2019年2月に試作機(X-UH2)を防衛省に納入した。

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